杭州で7日に行われた第1回「中華医学会生殖医学協会・中国動物学会生殖生物学会分会連合年 次総会」で、中国人の妊娠・出産力が低下しており、憂慮すべき現状にあることが明らかになった。浙江日報が伝えた。
中国では不妊症をめぐる状況について、大規模な調査が行われていないが、一部の地域で
行った調査結果によると、結婚したカップルのうち7~10%が不妊を訴えており、その数は増加傾向にある。
近年、専門家が全国の各地域で調査・研究を行った結果、男性の精液1ミリリットル中に 含まれる精子の数は、30~40年前には1億個前後だったが、現在は2千万~4千万個まで減っていることがわかった。
精子の数の減少以外に、女性の晩婚・出産の高齢化も不妊症の原因の1つとなっている。 会議に出席した中華医学会生殖医学分会主任委員の王一飛教授は、「ある程度の晩婚・高齢出産 は問題ないが、遅すぎると悪影響がある。一般的に新生児のダウン症の確立は800分の1だが 、女性の妊娠年齢が45歳以上の場合、この確立が25分の1まで高まり、さらに流産の恐れもある」としている。
専門家はこのほか、生活環境からくる悪影響も挙げている。化学肥料や殺虫剤などの有害 物質、改装の際に使われる材料、動物の成長を促進させるための飼料、土壌や水の汚染などは全 て、直接・間接的に人類の精子に悪影響を及ぼしている。このほか、麻薬、アルコール、喫煙、肥満、社会的なストレス・プレッシャーなども精子の数を低下させる重要な原因だ