大ベストセラーのカラーパープルは実に感動的なお話。読み書きを妹からしか学んでいない黒人の セリーがこの本の主人公。お母さんが亡くなってからお父さんから暴力や性的虐待を受け続けた あげく16歳のセリーは2回も妊娠してしまう。生まれたばかりの子供は毎回お父さんにどこか につれていかれる。そこでミスターという大分年上の男の人が現れ、妹に結婚を申し込む。可愛 い妹に目をつけているお父さんは妹とミスターの結婚を許さず、大勢の子供がいるミスターはし かたなくセリーと結婚することに。お父さんといて身の危険を感じる妹もセリーと一緒にミスタ ーの家に行くことになる。ミスターの家で、大勢の子供のお世話や愛していない夫との退屈の生 活でセリーの唯一の楽しみは妹の存在。しかし、ミスターに目を付けられた妹が彼の誘いを断っ てしまうため家から追い出されることに。毎週手紙を書くと約束をしながら出って行く妹が、セリーはそれ切り何年間も妹との連絡がないままになってしまう。
実は妹はセリーの子供を引き取った黒人の神父さん夫婦に引き取られてキリスト教の活動をし、アフリカまで行っていた。(姉に書いた手紙の返事がないまま)
セリーの方もミスターの不倫相手のシュッグとの出会いによって人生は大きく変わろうとして いた。2人姉妹はそれぞれの人生ですこしずつ変わっていき、成長していく。妹は子供の成長を 見守りながらアフリカの実態を目の当たりする。セリーはシュッグの影響で恋を知り、少しずつ 自分のことも知るようになる。アメリカの南部のその時の姿がきれいに描かれているし、人種差 別、男女差別、虐待、同姓愛などの人生での大事なテーマを感動的に表現してくれています。姉 妹はまた又会えるでしょうか?子供達もお母さんを知ることが出来るでしょうか。ミスターとシュッグはどうなる?セリーとシュッグもどうなる?また、手紙の行方や、姉妹のお父さんの秘密は?
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